私たちは何を食べる?
夏休み、いかがお過ごしですか?
先日、「100億人 ー 私たちは何を食べるのか?」というドキュメンタリー映画を観ました。
今世紀後半には、人口が100億人を超える⁉︎現在70億人の世界人口中、8億人以上が栄養不足であり、23億人以上が思い通りの食糧を買えることができていないそうです。
10年以内には中国を抜き、世界一の人口になると言われているインドの人口は14億人、その40%はベジタリアンだそうです。
もしも、その40%も肉食になったら…世界中に充分の肉を供給するためには、地球3つ分の土地が必要になるそうです。
また、世界の植生がある土地のほぼ半分が、すでに農業に使われていて、人間が使う水全体の90%を消費し、地球温暖化をもたらす全排出物のおよそ4分の1を発生させていると言われてるそうです。
私たちの課題は、
「面積当たりの食料生産量を30%増やし、森林破壊を止め、食料生産による炭素排出量を3分の1にしなければならないのです」
とも言われます。
これを見ると、農業をより効率化すべきになってしまいますが、果たしてそうなのでしょうか?
100億の食を支えるために、世界は大きなリスクの選択をしなくてはいけない。
それは
✔︎ 人体への害が全く予測がつかない遺伝子組み換えと農薬、種子セットによる大企業による工業的農業?
✔︎ 飢饉を覚悟の上、自然農法にこだわる?
✔︎ 予測不可能な土に依存せず、水耕栽培で安定的に合理的に生産すべきなのか?
✔︎ 温暖化や穀物の消費量を減らすために、畜産は幹細胞を使った人工肉や集中家畜の様な工業的畜産をすべきなのか?
✔︎ 昆虫食にシフト?
言われている様に、本当に自然農法は、生産効率が低く、これからの地球上の食を賄うことはできないのでしょうか?
私たちが肉食を止めれば、それらを解決することができるのでしょうか?
解決の糸口は一見、見えない様ですが…
とても怖いなと思ったのは、あの悪名高きモンサント社は、もうその名を聞くことがなくなるということ。バイエル社が買収して、今後はバイエル社がモンサント商品を研究開発、販売していくことになります。
製薬会社が作っている種子、農薬というと素直な日本人の間では、なんだか安心な錯覚をしそうですよね…。
勿論、私には答えはわからないですし、それをジャッジするつもりもありません。
ただ、私は今後も可能な限り、遺伝子組換え食品やトランス脂肪酸、添加物が多く含まれているだろう食品は私の周りからはなるべく排除したいと思います。併せて、地球環境にリスクが高くなる様な日常生活用品も可能な限り排除して生活したいと思います!
これらは今まで以上に明らかに、個々が選択してゆくことになるのだと思います。
映画ではどの様に結んでいたか?はまた後日✨
連日の猛暑です。
皆さま、暑さ対策しっかりして、
気をつけてお過ごし下さい✨🌿
0コメント